2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

数珠(念珠)

数珠は、もともとお経や念仏の回数を数えるのに用いられておりました。 本来は108の珠からできています。 これは、私たちの心が108にも動き、変わり、乱れるということからで 108煩悩(ぼんのう)と言います。 珠のひとつひとつが108の煩悩を司る仏様を表し…

六種供養と六波羅蜜(ろくはらみつ・ろっぱらみつ)

仏様やご先祖様を礼拝し、ご供養するとき 通常は下記の六種 お供えをします。(六種供養) ・水 ・花 ・焼香 ・飲食 ・燈明 ・塗香これは仏教の六波羅蜜とも関係しています。 六波羅蜜とは、六種の修行のことです。 ・水→ 布施・・・他人へ施しをすること ・…

お彼岸

彼岸という言葉は「到彼岸」を略したものです。 これはインドで使われてる言葉の一つ、サンスクリット語の「パーラミター」(波羅蜜多)を訳した言葉で 文字通り、彼岸へ到達するという意味です。 迷いや苦悩に満ちたこの世(こちら側の岸=此岸)から 悟り…