六種供養と六波羅蜜(ろくはらみつ・ろっぱらみつ)

仏様やご先祖様を礼拝し、ご供養するとき
通常は下記の六種 お供えをします。(六種供養)

・水
・花
・焼香
・飲食
・燈明
塗香

これは仏教の六波羅蜜とも関係しています。
六波羅蜜とは、六種の修行のことです。

・水→ 布施・・・他人へ施しをすること
・花→ 忍辱・・・不平不満を言わず、耐え忍ぶこと
・焼香→ 精進・・・精進努力すること
・飲食→ 禅定・・・心を安定させること
・燈明→ 智慧・・・真実を見る智慧を働かせること
塗香持戒・・・戒めを守り、反省すること


手を合わせて感謝と冥福を祈るとともに、六波羅蜜の教えも実行したいものです。

お彼岸

彼岸という言葉は「到彼岸」を略したものです。
これはインドで使われてる言葉の一つ、サンスクリット語の「パーラミター」(波羅蜜多)を訳した言葉で
文字通り、彼岸へ到達するという意味です。
迷いや苦悩に満ちたこの世(こちら側の岸=此岸)から
悟りの世界(彼の岸=彼岸)へ到着するという意味です。

春の彼岸は春分の日を中日に、秋は秋分の日を中日に前後3日間を合わせて
合計7日間おこなわれます。
中日は昼と夜の長さが同じく、太陽が真東から出て 真西に沈みます。
真西に沈む夕日を拝み(西方にある浄土に向かって拝む)
そこにいる先祖を偲び、仏事を行なう期間です。

お彼岸にはできるだけ家族そろってお墓参りしましょう。
墓石をきれいに洗い、お墓の周囲も掃除をして
花や線香をたむけ、お菓子などもお供えします。
そして合掌礼拝の前に水桶からたっぷりと水をすくい、墓石の上からかけます。
水をかけるのもお布施のひとつです。
ご先祖様のお墓にお参りし、感謝と冥福を祈りましょう。
家庭では仏壇を掃除し、新しい花、それに牡丹餅・お萩
お彼岸団子などをお供えします。


まこと葬祭では、お忙しいあなたに代わってお墓参り代行も行なっております。
お彼岸・お盆・命日にご家族に代わって、お墓参りとお墓の掃除をいたします。
また、お墓参りしたいのに交通手段がない方、スタッフが同行させていただき
お客様とご一緒にお墓参り清掃をさせていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

お盆

今年の夏は異常な暑さが続いていますが
みなさんお変わりありませんか?
寝苦しくて夜眠れないと言った声を
あちこちから耳にしますが、みなさんも
体調を崩さないように健康管理に気をつけて
この夏を乗り切ってくださいね。


もうすぐお盆の時期ですが、今回はお盆のいわれについてご紹介させていただきます。

お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。
これはインドの言葉の一つで、サンスクリット語のウラバンナ(逆さ吊り)を漢字で音写したものです。
お盆のはじまりについては「盂蘭盆会」の中の親孝行の大切さを説いた教えが昔から知られています。
それは、「お釈迦様の弟子の中で、神通力一番とされる目連尊者が、ある時神通力によって亡き母が飢餓道に落ち逆さ吊りにされて苦しんでいると知りました。
そこで、どうしたら母親を救えるか、お釈迦様に相談にいきました。するとお釈迦様は、『おまえが多くの人に施しをすれば母親は救われる』と言われました。
そこで、目連尊者はお釈迦様の教えに従い、夏の修行期間のあける7月15日に多くの僧たちに飲食物をささげて供養したのです。
すると、その功徳によって母親は、極楽往生がとげられました」という話です。

それ以来(旧暦)7月15日は、父母や先祖に報恩感謝をささげ、供養をつむ重要な日となったのです。
日本のお盆は、祖先の霊と一緒に過ごす期間なのです。

今では8月15日を中心に、ひと月おくれの盆行事をするのがもっとも盛んなようです。(月おくれ盆)
これは、明治になって新暦が採用されると、7月15日では、当時国民の8割を占めていた農家の人たちにとって、もっとも忙しい時期と重なってしまい都合が悪かったからです。それでお盆をひと月遅らせ、ゆっくりとご先祖の供養ができるようにしたわけです。
月おくれ盆にあわせて、毎年帰省ラッシュが騒がれるのはご存知のとおりです。

故人の四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆を
「新盆」といいます。
新盆には親戚や縁者から盆提灯が送られます。
地域によって異なりますが、何も絵柄のない白張提灯を新盆の時だけ使い、送り火で燃やしたりお寺へおさめたりする風習があるようです。
毎年のお盆には秋草の模様などの入った提灯を使います。

散骨

梅雨に入り、じめじめした うっとおしい毎日が続いてますが
早いもので今日で6月も終わり。
今年も半分が終わろうとしてるのですね。
月日の流れの早さを改めて実感してしまいます。
一日一日を大切に過ごしていきたいのもです。



連日 盛り上がりを見せているサッカーワールドカップ
日本代表 岡田ジャパンは残念ながら初のベスト8とはなりませんでしたが
日本中にたくさんの夢と希望と感動を与えていただきました!



さて、今日は散骨についてお話したいと思います。
通常 ご遺骨はお墓に納骨するのが一般的ですが
中には海や山への散骨を希望される方もいらっしゃいます。

散骨の場合の注意点は

・そのままの形で散骨しないこと
・お骨とはわからない程度(一般的には2mm程度)に粉末化する
・他人の所有する土地には散布しないこと、あるいは許可をとること
・環境問題に注意すること

海での散骨は、風により骨粉がかかったりするのを防ぐ為に
水溶性の袋に入れて行なう事が多いようです。
また岸から5,6km以上離れたところで行ないます。


分骨あるいは散骨を希望される場合、まれにご親戚の方々と
トラブルになるケースもあるようですので、よくご検討の上で
みなさんにとってよい方法を選択していただきたいと思います。

家族葬について

最近は「家族葬」を希望される方がかなり多くなってきました。
家族葬とは、知人友人には全く声をかけずに家族・親族だけで行なうか、故人と
ごく親しい人だけに来ていただく、という 故人とのお別れの時間を大切にする
お葬式の形式です。
そこで、家族葬のメリット・デメリットについて少しご紹介させていただきます。

メリット
・故人とのお別れの時間をじっくり過ごせる
・遺族の精神的な負担が少ない
・お葬式費用をある程度軽減する事ができる

デメリット
・葬儀が終わってから亡くなった事を知った人たちが、お悔やみを述べに
次々に自宅を訪れ、遺族がその対応で疲れてしまう
・親類などの理解が得られずにもめてしまう
・後で亡くなった事を知った人から、知らせなかったことについての
不満が起こる
・参列者の数に応じて香典の金額も減るので、結果的に高くつくことがある


トラブルにならないよう早めの準備と心構えをしていただきたいと思います。

事前相談のおすすめ

桜も満開になり、先週末はこの辺も
多くのお花見の方で賑わっておりました。
このまま暖かくなるのかと思いきや
また寒の戻り・・・そして雨・・・
早く暖かくなってほしいですね!


さてさて・・・
本題に入らせていただき、しつこいようですが・・・
事前相談のおすすめをさせていただきたいと思います。

ご家族の方のどなたか 命に限りがあるとわかった時点で、ご家族の
大きな悲しみが始まります。
家族同士で協力し合い、心のケアをする必要があります。

事前に葬儀社へ相談する事によって、トラブルを回避できることになりますので
いざと言うときに慌てず、より希望に近い葬儀が行なえると思います。

どのような葬儀を希望しているのか、金額はいくら位かかるかなど
前もって確認しておくと安心です。


些細な事でもお気軽にご相談ください。

謹賀新年

皆様、
明けましておめでとうございます。

昨年は、ブログを9月30日以降
随分とご無沙汰をしてしまいました…
今年は、出来るかぎり更新していこうと思っております。

今年一年、皆様にとって良い年になりますように願っております。

…って 葬儀屋さんが縁起悪いですかね。

なにより
今年もよろしくお願いいたします。